理事長ご挨拶

一般社団法人日本住宅基礎鉄筋工業会
理事長 佐藤収一

本年1月31日には、当会新年会に多くの会員の皆様にお集まりいただき、いいスタートを切れたと喜んでおりましたが、その後、3月から緊急事態宣言が発令され、かつて体験したことのない日常を強いられることになってしまいましたが、6月の定時総会は、例年通り開催したい希望が強くあり、ギリギリまで判断を見送っておりました。

しかし、5月21日に都内の解除が延期になった時点で、残念ながら開催を断念せざるを得ない状況となり、間際になってからの中止のお知らせに、会員の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

もし開催されれば、JAXA宇宙科学研究所、はやぶさ2のプロジェクトリーダー津田雄一氏による講演会の開催、(彼はわたくしの高校時代の後輩にあたります) 昨年度の住宅市場整備推進等事業費補助金事業の報告、ならびに国土交通省建築指導課のご担当による4号建築物の設計図書保存期間の説明会などを予定しておりました。

本年3月に改正された建築士法により、4号建築物の設計図書保存期間が15年間に義務化される件は、ご存じのように耐震偽装や構造不備に起因する大事故を受けて、構造計算書の重要性が認識された結果と思われますが、当会のユニット基礎鉄筋事業においては大きな追い風ととらえ、設計図書保存義務化への周知やサポート、構造計算の提案をしていく予定であります。本年の定時総会では、会員の皆様にご協力をお願いするつもりでおりましたが、期せずして書面開催という形になってしまいましたが、引き続き皆様にお願いしていきたいと思います。

コロナは6月末には大規模な規制緩和がおこなわれ、ようやく一息ついたかたちとなりますが、ここで気を抜くことのないように、コロナ以降の社会において各社の役割を理解しつつ、当会では引き続きAタイプユニット鉄筋の普及を推進していきたいと思います。皆様のご協力をお願いいたします。
末筆ではございますが、今年度も昨年度同様に規制緩和が実施されても人の移動は暫く自粛が求められ従来と同様の活動は難しく、新し活動方向を見出す必要があります。よって会費を半額にして新たな活動運営を模索していきたいと思います。
会員、関係各社のご活躍とご健勝を心よりお祈りし、ごあいさつとさせていただきます。