ALCの金物をやっていた会社が溶接機械を自社で開発して始めた基礎鉄筋の加工。その時青山社長は会社を引き継ぎ、また工業会とも出会い、仲間にも支えられ評定も取得、地域密着で業績を拡大してきました。6年前に工場を新設し着実に歩む青山鋼業のこれからは。

JHR会員うちの会社インタビュー 語る人 青山鋼業株式会社・代表取締役 青山久志 氏

青山社長
 フルマラソンで完走できなかったので、「目指せホノルルマラソン完走」とか。また旅行好きで
「海外でダイビングなどして波の音を聞いてのんびりしたい」と語る。55歳。
JHR会員うちの会社インタビュー」とは 
コロナ禍で生活や社会の姿が大きく変わってきましたが、日本住宅基礎鉄筋工業会の会員企業も新しい時代に向けて一生懸命活動しています。こうした会員企業の現状や今後の目標などについて、“うちの会社”を代表者に語っていただきます。

御社のユニット基礎鉄筋への取り組みはどのように始まったのですか。

青山 会社は昭和45年創業で、私は二代目で会社を受け継いだのは15年前です。
 もともとはALCの金物加工でスタートした会社ですから、基礎鉄筋は全然やったことがなかった。ALCのアングル金物加工などがメインで、スポット溶接などは全く知らなかった。ALCの金物や押出成形版の金物等をやってきた会社です。そうした活動の中でご縁があってユニット基礎鉄筋をやらないかという話があり始めたわけです。
 その時スポット溶接機を作ることになり、会社で第一号機を作ったのです。周りの方々からもいろいろ教えていただいて何とかやってきた。一番教えていただいたのが藤工業の境常務さんで機械の使い方から色々教えてもらいました。また評定取得でも藤工業さんに相談したら、「やるんだったら、うちの機械を勝手に使っていいよ」といわれ、色々協力いただいた。現在工場では生産の半分くらいがユニット鉄筋になりましたが、そのきっかけになったのは、やはり2階建ての評定を取ったことですね。
 6年前に工場も新設し工場規模も生産量も以前の倍くらいになりました。工場はまだ完全にフル生産まで行っていないので、いろいろと改善しています。ただ現状では生産キャパぎりぎりまでやってしまうと受注変動に対応できないなど、お客さんに迷惑をかけるので抑えて生産しているところです。工場に余力がありますので新たな製品開発等に取組むという道もありますが、今は違うのかなあと思います。まず今の状態をしっかり固めていってやって行きます。その先に新展開はあると思います。

顧客はどんなところが多いのですか。ハウスメーカーさんなどですか。

青山 ハウスメーカーさんはあまりないです。地場ビルダーさんばかりで、大きなところは少ないですね。埼玉県内が中心で年間50棟くらいのお客さんが多いと思います。工務店さんもありますがそれほど多くはありませんが、こちらも地元の方々が多いですね。
 地域密着ではないですが、うちは自分のできる範囲内でやるということです。全国に向かってやるほどの能力はないので地場で頑張っています。自社で機械開発はしたのですが、やっぱり自社ではできない部分もあります。機械を作ってみたもののユニット基礎鉄筋の品質等のデータも基準もなかったので、「ISOを取って品質管理の基準にのせていこう」と、そういう形でやってきました。ですから全国展開とかではなく地道にやっています。

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